施工実績
近年の施工実績




完成工事への思い
遠方監視システム新設工事
県北東部の西粟倉村で浄水場4個所の遠方監視システムを設置しました。それまでは浄水場まで出向き、配水池の水位や残留塩素濃度、送配水量を監視していました。本システムを導入することにより、4個所の浄水場からのデータ(日月年報及びグラフの表示、機器の運転履歴の表示)をパソコンで監視できるようになりました。今回この仕事がスムーズに施工できたのは、この事業を計画立案された担当職員の方はもちろん、実施に当たり地形的に不利な4個所の浄水場で、電波の最適位置を探査していただいた方、優れた遠方監視装置等の機材、機器類を選定された方達のおかげです。感謝しています。
鍛冶屋中継ポンプ場No.1ポンプ修理
新明和工業㈱製の45kwの水中ポンプを分解整備しました。大型ポンプのため、新明和の工場に送って分解整備する予定でしたが、整備する予定のポンプが浸水故障により運転不能になり、もう1台のポンプも不調があったため、急遽当社の工場に持ち帰り整備にあたりました。課内全員の協力と、ポンプ部品の調達には田中社長にもご助力いただき、ポンプ引上げから整備後搬入までわずか4日という短期間での納品ができました。(通常整備期間約1か月)
窒素・りん自動測定器保守点検業務委託
季節により汚れの状況が変わったり、汚れにより測定値に変化が出たりするので、その点検と、薬品交換・清掃を行いました。
測定水の水質により汚れ方が変わるので、出来るだけ作業は前倒しで行うよう常に心がけています。
吉井川水系排水機場点検整備
吉井川水系排水機場点検整備を行いました。排水ポンプ駆動用のエンジンが焼き付いて運転不能になり、協力会社の方に緊急で直して頂いたことが特に印象に残っています。故障対応でお客様と一緒に調査を行い、故障原因を突き止めました。お客様に現場に来て頂けることはありがたく心強かったです。重大な故障は排水ポンプの運転不能の原因になるので、早急に直すように提案することを心がけています。
瀬戸町下地内マンホールポンプ設置工事
この工事では、ポンプ・制御盤の設置を行いました。何度か同じような内容の工事をしたことがありましたが、現場や客先や協力業者が違えば進め方が変わってくるため、打ち合わせや日程調整に苦労しました。苦労した分、工事が完了したときに自分自身の成長を感じられたので嬉しかったです。
真空式下水道システム保守点検業務委託
真空式下水道システムの保守点検に関しては、故障発生時に原因となる場所がわからない事が多く、たとえ夜間でも何十軒もの宅桝を探して該当箇所を特定しなければならないので大変です。でも、故障箇所の処置が完了した時などはお客様や住人の方も喜んでくださるので、次回も頑張ろうと思えます。
阿津ポンプ場雨水ポンプ機械設備(その4)工事
本ポンプ場は、雨水ポンプ5台(ポンプ稼働2台と3台)で雨水を排水しています。故に雨水ポンプ稼働を妨げないように、機器の更新は2工程で行いました。調査の結果、干潮時に潮位が吐出管底以下になる時間が3時間程あることがわかったため、機器更新時が日中になるよう潮位表を参考に工程を組みました。安全対策として、開口部に手摺り・保護蓋を設置しました。騒音・防塵対策としては、細心の注意と仮設を施しました。結果、無事故で工期内に完成しました。(発注者の工事評価点も高評価で91点を頂きました。)
大原街配水池緊急遮断弁設置及び中央監視設備改良工事
本工事は農業集落排水事業の処理水を、公共下水道事業に取り込むためのマンホールポンプ工事です。管路工事の進捗に合わせ下水管を切り替えできる工程が必要でしたが、世界的に半導体・他部材の入手が困難になったため、制御盤の取付が間に合わない事態になりました。また、現場はバスの巡回路線で橋のたもとにあり、往来に影響があったため注意をされることもありました。マンホールを開口しての作業は、バスの巡回時間を外し工事を行いました。工期延期はしましたが、下水管の切り替えにはなんとか間に合い工事を完成することができました。
苫田ダム取水・放流設備点検整備
苫田ダム(国土交通省 中国地方整備局 苫田ダム管理所)の点検整備を行いました。
私たちは、常にダムの機能が発揮できるように日頃から機械設備、特に水門の点検整備を行っています。設備の機能維持に関しては常に「お疲れ様」の言葉をいただいて励みになります。ただ、点検器具を持っての長い階段の昇降、寒中のゴンドラでの点検、冬の寒さ等はとても辛く厳しかったです。
令和元年度 勝央配水池 遠方監視通報装置取替工事
本工事は岡山県企業局施設課がご担当であり、工事の内容は遠方監視通報装置(PM-e2)の取替で交換機器が入りさえすれば現場は1日で完結するものでした。但し、書類は施工計画書や工程表、下請負届等の通常工事と同じものを提出し、現場施工時も監督員と打合せ・確認をしながら作業を進めました。取替は当社で行い、Web設定および試験調整は愛知時計電機㈱の技術員が行いました。施工終了時に完成検査を同時に済ませて頂きました。
旭東第3水源ほか取水ポンプ修繕工事
本工事で特徴的だったのは、既設の水中ポンプに上水特有の赤錆が発生していたことです。
ポンプのケーシングはFC250でその上にエポキシの塗装をおこなっているのですが、それでも赤錆が発生しており、錆びてないSUSの配管とのコントラストがはっきりしていて驚きました。また、電気作業は赤木電設にお願いしました。辞められる最後の年の仕事だったので、本工事で一緒に仕事が出来たことが感慨深く、印象に残っています。
有井地区 有井排水機場復旧工事
平成30年7月の西日本豪雨で全ての機器・制御盤が浸水したため、機器の更新及び分解整備を行いました(浸水高さ:4m程)。機場全体が浸水し、管理人室等の天井等がボロボロになっていたことが印象的でした。初めての大きな工事で、しかも2機場の工事を1人で担当、膨大な書類や発注者の求める管理基準や現場での施工、品質、安全の管理をすることに苦労しました。反省点としては、各発注者が求めている施工管理、品質管理のまとめができていなかったことです。整理方法を見直して今後の工事に活用したいと思います。





